B-CAS廃止なのか?

やじうまWatchで知ったのだが、B-CASが廃止の方向にむかっているらしい。
やじうまWatch
http://ascii.jp/elem/000/000/177/177381/
googleB-CASについて検索すると、B-CAS社のページやwikipediaを除くと、ほぼB-CASの批判ページばかりが表示され、いかにB-CASが嫌われているのかが分かる。
確かに、よくわからないシステムだ。誰が発案して、誰が得しているのだろうか。そんな陰謀論は検索先の各ページで多種多様な議論がなされているのであえて触れないけれど、私個人としては、B-CASの導入には一定の成果があったんじゃないかと考えている。
この世には多様なコピーガードシステムがあるけれど、そのほとんどのガードがすでに破られていることを考えると、新たなコピーガードの出現は、アマチュアハッカーにとっては丁度良いオモチャなのではないだろうか。DVDに用いられているコピーガードなど、16歳の少年に破られていることを鑑みると、コピーガードシステムを本気になって信用し、導入した関係者など本当にいるのだろうかと考えさせられる。
ハッカーさんにしても、自己満足でプログラムを書き上げるより、世のフリーライダーの皆様から尊敬されるコピーガード破りの方が名誉欲を満たされるようなひとも、いるんじゃないかと考えてしまうわけです。そうなると奇特なハッカーさんの供給曲線と、フリーライダーさんの需要曲線は見事に交わる、なんともめでたしめでたしになるわけです。
今回のB-CAS騒動でも、既にB-CASカードを用いらない視聴方法が確立されているわけで、そろそろカードスロットも邪魔になってくるころだろうから、B-CASは廃止して、新しいコピーガードを作ったほうがいいと思うよ。