暑い

天気予報では、今日の近畿地方はところによって一時間に50ミリを超す大雨、土砂災害に注意されたし。と言っていたが、当方の住む近畿地方は「ところによって」に含まれなかったらしく、大雨とはならなかった。
降るなら怒涛のごとく降って気温を下げてくれればよかったのだが、中途半端な雨により、湿度だけ上って気温は全く下がる気配無く、蒸し暑く湿気が体にまとわりつき、体力を奪う。休息のため臥床したら、ここぞとばかりに湿気が重みを増して体の上に乗りかかり、もはやまともに動くことすらままならない昼下がり。

湿気は精神にまでカビを繁殖させ、いよいよ起き上がることすら困難。金魚すくい選手権出場記念にもらった水色の清涼感がウリのこのうちわも、もはや効力無く、白抜きの金魚も今や活力なく水面に浮く瀕死の体に見えてしまい、気が付くと夢の中であった。今日もまた、弱き心に負けてしまった。